【二条】交通事故治療について解説します

突然加害者にも、被害者にもなる可能性があるのが交通事故です。交通事故でけがをした場合、その後の正確に流れを把握しておく必要があります。本記事では二条での交通事故治療についての解説を行っています。気を付けておくべきポイント、交通事故治療において知っておきたいことなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

交通事故によるけがの定義

交通事故治療

交通事故によるけがとして多いのが、打撲・むちうち・骨折などを言います。特にむちうちは耳鳴りや頭痛、めまいなどの症状がでるものであるため、適切な治療で回復しなくてはなりません。後遺症が残るケースもあります。

また、交通事故によるけがは当日から痛みや違和感がでるわけではなく、数日後に症状がでるケースもあります。ゆえに定義がとても広いため、交通事故に遭った場合は自覚症状がなくても、まずは病院にいって、診断書の作成をしてもらうのが重要です。

病院にて交通事故治療を受けた、診察をしてもらった、という証明を受けるのが、治療費請求、そして慰謝料請求において大切なポイントです。とくに不調や苦痛がない場合であっても、まずは整形外科にいきましょう。

交通事故治療の流れ

交通事故治療の流れを正しく把握しておき、必要な書類の発行および、手順をふんでおきたいところです。

まずは病院の整形外科を受診し、診断を受ける。

整骨院などでの治療を希望する場合は医師に許可をと。(相手の保険会社に連絡する)

月に1度程度、病院で診断を受けながら治療をすすめていく。

以上の3つのポイントが重要で、病院・医療機関の受診が大事なため、必ず手順をふんでおく必要があります。病院を受診せずに整骨院などに行くと、治療費が支払われない可能性があります。逆に、医師から治療の必要があるという診断を受けている場合、あらかじめ決められている治療期間が過ぎても治療費が支払われますし、後遺症が残った場合もお金が支払われます。

整骨院?整体院?違いについて

交通事故治療を受ける場合、整骨院・整体院・カイロプラクティックなどの違いについて知っておく必要があります。選択を誤ると治療行為に該当せず、かかった費用が支払われないケースもあるためです。整骨院、骨つぎなどの場合、国家資格者が常勤しています。はり師・きゅう師・柔道整復師などが在籍しており、治療にあたります。

しかし整体院やカイロプラクティックは国家資格を持っていなくても施術が可能です。国家資格を持っているかどうか、という部分がポイントとなり、治療行為か否かが判断されるのです。健康保険の取り扱いがある、交通事故治療として認められるところは国家資格者が在籍しているところ、と頭にいれて通う必要があります。

施術内容は整骨院も整体院もほぼ変わりませんが、きちんと見極めて許可を受けたうえで、治療に通いましょう。早期回復、痛みの軽減、予防などの効果が見込めます。

およその治療期間と打ち切りについて

交通事故治療

それぞれのけがにはおよその治療期間が設定されており、長くなると治療費が打ち切られるケースがあります。交通事故による怪我は打撲・むちうち・骨折などが挙げられます。打撲は1か月、むちうちは3か月、骨折は6か月が目安となっており、多くの保険会社では治療支払い期間を前述のもとに定めています。

期間を過ぎると治療費の打ち切りを打診してきますが、もし医師から治療の継続が必要と判断された場合は、打ち切りを延長してもらえる場合があるため、まずは相談してみましょう。もしも一旦打ち切りになった場合であっても、後から治療費を請求できるため、まだ治療が必要な場合は我慢せずに十分けがの治癒を目指していきましょう。保険会社には治療を決定する権限はなく、あくまでも決めるのは医師です。打診されたとしても、医師の判断を第一に行動していきましょう。

治療費の請求について

加害者側が任意保険に加入している場合、加害者側の保険会社が事前に連絡するため、被害者が治療費を支払いません。しかし、中にはまず、被害者が治療費を立て替えておくケースもあります。相手の保険会社が病院に連絡していない場合は一時的な立て替えが必要となりますが、保険会社から連絡が入れば返金されるため、特に問題はありません。被害者側が治療費の負担を背負うことはないでしょう。

なお、領収書がとても重要な場合が多いので、紛失しないようしっかり保管しておく必要があります。なお、相手が任意保険に加入していない場合であっても、自賠責保険に被害者請求して支払ってもらい、自分の自動車保険から人身傷害保険で支払うというケースもあります。被害者請求の場合は被害者が手続きをしなくてはならない、という手間はありますが、加害者が介入しないため自分が主張する補償を受けられるというメリットもあります。

慰謝料について

治療費とはまた別で、慰謝料の請求も行われます。慰謝料の金額に関わるポイントがあるため、把握しておくのをおすすめいたします。まず、慰謝料を請求するタイミングですが、けがが完治あるいは、症状固定といってこれ以上の回復が見込めない状態となり、治療が終了したタイミングから行われます。相手の保険会社と示談交渉という形で慰謝料を請求します。

慰謝料の内容を具体的に解説すると、まずは日常生活に支障があるけがをした件についての「入通院慰謝料」、そして後遺症が残ってしまった場合の「後遺障害慰謝料」などがあります。治療期間も金額に関わってくるため、もし治療の打ち切りを保険会社から打診されたとしても、十分回復していないのであれば医師と相談の上、治療を継続するのが重要です。

そして慰謝料を算出するポイントですが、自賠責保険基準・任意保険基準・弁護士基準のいずれかの基準を用います。もっとも高い慰謝料を請求できるのは弁護士基準で、金額が10万円以上かわります。もし保険会社とのやりとりが難しい、という場合は、弁護士に相談して示談交渉を進めていく、というのも有効です。

二条で交通事故治療を受けるなら

交通事故治療

交通事故治療において重要なポイントは2つとされています。

きちんと医師による診断を受ける。

保険会社に正しく連絡して必要な治療を続けられるようにする。

ただし、治療を受けつつ保険会社とのやりとりをするのは、被害者にとって大きな負担になる場合があります。二条には、交通事故治療に強い整骨院があるため、治療の際にはぜひ頼ってみるのをおすすめいたします。誤った手順を踏んでしまうと、保険から治療費が落ちない、慰謝料請求に支障をきたしてしまう場合があります。

慣れないやりとりを個人で行ってしまうと、トラブルになってしまう可能性もあるため、心強い味方になりえる整骨院探しは重要なポイントとも言えます。また、整骨院などで治療を受けた場合、身体を正しい状態に戻すための施術が行われるだけではなく、感じている不調に直接アプローチするような施術も受けられます。

むちうちは特に、首以外の箇所にも不調をきたしてしまうケースが多く、日常生活を送るのも大変になってしまう可能性があります。起こる不調を軽減し、早期回復をはかるための施術を施してもらうためにも、交通事故に遭った際は、整骨院での治療もぜひ医師に相談してみてください。